
委員長挨拶
少年サッカーの未来を見据えて
私たちは、少年サッカーのさらなる発展と次世代を担う選手たちの成長を目指し、一人ひとりの育成に力を注いでいます。サッカーというスポーツを通じて、子どもたちが単に技術を磨くだけでなく、仲間と共に喜びや悔しさを分かち合い、成功体験とともに失敗からも学びながら、人間的にも大きく成長していくことを願っています。
選手たちがピッチの上で思いきりプレーし、勝利の喜びや目標達成の達成感を味わうことはもちろん、時には悔しさや困難に直面することで、最後まで諦めずに挑戦する精神や、自ら考え行動する姿勢が育まれていくことを心から期待しています。
2024年度は、過去最高となる805チーム・41,954名の選手が登録されました。
この飛躍的な記録は、選手一人ひとりの情熱と日々の努力、そして支えてくださるコーチや保護者の皆さま、審判員やボランティアの方々の献身的なサポートがあってこそ実現したものです。
この場をお借りして、改めて深く感謝申し上げます。
本年度も、選手たちがより良い環境で存分に力を発揮できるよう、プレー環境の充実と競技機会の拡大に取り組んでまいります。
指導者の育成や審判員の質向上を図るとともに、選手が安心・安全にプレーできるための暑熱対策や施設改善を推進します。また、女子選手や女性指導者の育成にも一層力を入れ、サッカーを愛するすべての人々が活躍できる場を広げていきます。
コーチ、保護者、審判、ボランティアの皆さまには、引き続き温かいご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
ご協賛各社の皆さまへ
日頃より、東京都の少年少女たちがサッカーを通じて夢と希望を育む機会を支えていただき、心より感謝申し上げます。皆さまの温かいご支援とご協力があるからこそ、子どもたちは大好きなサッカーに打ち込み、大きな成長を遂げることができます。選手たちが目を輝かせながらピッチで躍動する姿は、私たちにとって何よりの励みです。
新たな年度を迎えるにあたり、引き続き皆さまと共に手を携えながら、選手たちの夢を形にしていけることを心より嬉しく思っております。
今シーズンも、子どもたちにとって忘れられない思い出と成長の場となるよう、協力し合いながらより良い環境づくりに取り組んでまいります。
今後とも変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
ー2025年度 主な取り組みー
1.年代別大会会場の環境整備
*天候に左右されない試合会場や暑熱対策を強化するためのカレンダーの再編成を行い、選手が安心してプレーできる環境を整備します。
2.指導普及事業の拡大とサッカーファミリーの育成
*サッカー未経験者にも気軽に楽しんでもらえる体験イベントを開催し、競技人口の拡大を図ります。
*女子選手や女性指導者・審判員の育成に注力し、多様な人材がサッカー界で活躍できる体制を構築します。
3.暴言・暴力の根絶への取り組み
*フェアプレー精神の浸透を目指し、選手・指導者・保護者への啓発活動を強化し、安全で健全な競技環境を守ります。
東京都少年サッカー連盟
委員長 石神 朋治